
勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践
勝間和代
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2008-06-15
この本について
仕事で「判断が遅れる」「結局いつも誰かに聞きに行ってしまう」「知識は増えてるはずなのに、使えている実感がない」。そんな感覚、僕もずっと抜けられませんでした。頭の中が整理できていないまま情報だけ増えていくと、行動に落ちないんですよね。 この本を読んで腑に落ちたのは、思考力って才能じゃなくて“観察の型”と“手を動かす量”でしか育たないということでした。前提を疑うクセをつけるとか、仮説から始めるとか、言葉だけ聞くと当たり前なんですが、実際に日常の業務に当てはめて繰り返すと、判断の速さや精度がじわじわ変わります。特に「知識→理解→応用→分析→統合→評価」の流れを回すという考え方は、読書にも仕事にもそのまま使えて、やっとインプットが自分の血肉になる感じがありました。 もう一つよかったのは、失敗の扱い方がとても現実的なところです。未知の状況での“よい失敗”と、ただの繰り返しや無謀さから生まれる“悪い失敗”を分けて考える視点は、行動のハードルを下げつつも地に足がついていて、僕のような慎重派でも試してみようと思えるものでした。紙に「抜け道はないか?」と貼っておくという地味な工夫も、実際やるとかなり効きます。 知識が散らばっていて判断に自信が持てない人、そして「教えて君を卒業したい」と薄々思っている人には、とても静かに効く一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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