
もう一度会いたくなる人の話し方
中谷 彰宏
PHP研究所 / 2014-09-01
この本について
人と話していて、「なんでこんなに説明が長くなるんだろう」とか、「伝わってる気がしない…」みたいなモヤモヤ、けっこうありますよね。僕も仕事で話す場面ほど空回りしがちで、気づけば相手の表情が曇っていることがありました。丁寧に伝えようとしているはずなのに、結果として“もう続き聞かなくていいです”みたいな空気になってしまうあの感じです。 この本は、そういう悩みを「話し方のテクニック」ではなく、相手の気持ちとの距離感から整えてくれるのが良かったです。たとえば、結論を最後に回すほど相手は疲れるという指摘は、会議や雑談を思い返すと本当にそうで、少し勇気を出して最初に“これだけ”を言うだけで、相手の表情が変わるのを実感しました。また、全部を語らずに“余白を残す”という視点も、情報を詰め込もうとするクセを落ち着かせてくれて、話が短くなるだけじゃなく、相手がこちらに興味を持つ余地を作れるんですよね。 そして意外と刺さったのは、説得よりも“また会いたいと思ってもらえるか”という軸で考えること。商品説明より夢を語る、未来の話をする、抽象ではなく熱意のある具体で伝える…。営業でも日常会話でも、相手が求めているのは理屈じゃなく気持ちなんだと、妙に腑に落ちました。 自分の話が長くなる人、頑張って説明しているのに距離が生まれてしまう人には、かなり静かに効いてくる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの36%が集中しています。
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