
Jリーグサッカー監督 プロフェッショナルの思考法
城福 浩
この本について
仕事でもチームでも、「何を基準に判断すればいいのか」が曖昧なまま進んでしまうことってありますよね。自分なりに考えて動いているつもりなのに、気づいたら周りとのズレが大きくなっていたり、伝えたつもりのことが全然伝わっていなかったり。僕もそこにずっと悩んでいて、この本を読んだときに、監督という立場ならではの“判断の裏側”が意外と自分の仕事にもそのまま当てはまると感じました。 特に刺さったのは、まず「自分たちのスタイルを明確にしないと、相手対策も意味を持たない」という視点です。これは働き方でも同じで、場当たり的に対処し続けるよりも、自分やチームの軸を先に言語化することで判断が整理されていく。抜粋にもあるように、監督が背負うリスクって“スタンダードを示すことそのもの”なんですよね。だからこそ伝える内容は絞り、必要以上に詰め込まない。ここは日々のマネジメントにそのまま効きました。 もうひとつ心に残ったのは、「試合に出られない選手をどう見るか」という視点です。結果を出している人だけを見るのは簡単だけど、チームとして長く戦うなら、外側にいる人のケアこそが空気を作る。このあたりの現実的な感覚は、きれいごとじゃなく、監督という職業の重さから出てくる言葉だと感じました。 組織の中で役割を持ちながら、判断と伝え方にモヤモヤしている人にはしっくり来ると思います。
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