
僕は明日もお客さまに会いに行く。
川田 修
ダイヤモンド社 / 2013-04-18
この本について
仕事で人と向き合うとき、「踏み込みたいけど、距離感が怖い」「聞かなきゃいけない質問ほど言いにくい」みたいなモヤモヤってありますよね。相手のために動きたい気持ちと、嫌われたくない気持ちがいつも綱引きしている感じで、僕もずっとそこでもたついていました。 この本を読んで一番揺さぶられたのは、営業スキル云々よりも「相手に向く姿勢そのもの」をまっすぐに描いているところです。たとえば、年収のようなナーバスな質問でも、相手の問題を解決するために必要なら遠慮はいらないという場面。自分のために聞くのか、相手のために聞くのかで、同じ言葉でもまったく違う温度になるんだと気づかされました。また、相手の物語に少しだけ入らせてもらうという考え方は、無理に好かれにいくよりずっと現実的で、仕事の場面にそのまま持ち込める感覚があります。 読みながら、距離の取り方や聞く姿勢を整えるのは、テクニック以前に「どれだけ相手を応援したいと思えるか」なんだと何度も立ち止まりました。営業に限らず、人と向き合う仕事をしていて、最近ちょっとぎこちさを感じている人にほどしっくり来ると思います。自分の仕事の重心を、少しだけ外側に移すきっかけになる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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