
脳がよみがえる断食力 (青春新書インテリジェンス)
山田 豊文
青春出版社 / 2016-04-28
この本について
食事をちゃんと気にしているつもりなのに、なんとなく疲れやすかったり、頭が重かったり。原因らしい原因が見えないまま、「この不調って結局なんなんだろう」と立ち止まる瞬間、ありますよね。僕もまさにそのタイプで、食べ方や栄養の話を聞くたびに迷路に迷い込んでいました。 この本は、いわゆるストイックな断食指南というより、「体の機能がどう整うのか」を生活レベルに落とし込んで教えてくれるところが助かりました。たとえば、リノール酸やトランス脂肪の話はただの“危ない油”で片付けず、細胞膜の硬さや酸素の入りやすさみたいな、実感しづらい部分を地に足のついた説明でつないでくれます。また、断食の話も過激な修行の美談ではなく、飢餓状態で生命力が切り替わる仕組みに視点を向けてくれるので、自分の生活に引き寄せて考えやすい。 読みながら、「ああ、自分のだるさって気合いの問題じゃなくて、細胞レベルの詰まりだったのかもしれない」と腑に落ちる感覚が何度かありました。劇的に変わる魔法の方法ではないけれど、食事との距離感を少し整えたい人には、静かに効いてくる一冊だと思います。 とくに、なんとなくの不調を“性格”のせいにしがちな人に刺さる内容です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
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