
スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編
ティモシー・テイラー, 池上彰, and 高橋璃子
かんき出版 / 2013-04-22
この本について
経済ニュースを追っていても、「景気が良いってどういう状態?」「失業率って何が原因で上下するの?」みたいなところでいつも足が止まることがあります。用語は知っていても、自分の生活や仕事にどうつながっているのかがつかめないまま、なんとなくモヤっとしてしまうんですよね。 この本は、そのモヤりを丁寧にほどいてくれるタイプの入門書でした。たとえば GDP=C+I+G+X−M という式も、ただの暗記ではなく「どの項目が景気で揺れやすいのか」「政策はどこをいじろうとしているのか」まで具体的に描いてくれます。自然失業率の話も、決して“自然”ではなく制度やルールで変わるものだと知ると、ニュースの数字を見るときの視点が一段変わります。さらに、生産性を押し上げる要素が技術・物的資本・人的資本の3つに整理されていて、自分の働き方や学び方をどう長期の成長につなげるかも考えやすくなります。 僕自身、マクロ経済の話は抽象的で、どこから触ればいいのかずっと迷っていました。でも、この本は「短期は需要、長期は供給」というシンプルな軸を渡してくれるので、複雑な情報も自分の中で整理しやすくなりました。経済の“全体像”を仕事や日々の判断に落とし込みたい人にはかなりしっくりくると思います。
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