街場のメディア論 (光文社新書)

街場のメディア論 (光文社新書)

内田 樹

光文社 / 2010-08

累計読者数7
平均ハイライト数 15.6件/人
推定読了時間 約4時間19分
star総合評価 54/100
start序盤集中型

この本について

最近、何かにつけて「正しさ」や「効率」で世界を切り分けようとしてしまう瞬間があって、そのたびに自分でも息苦しくなることがあります。相手の言葉に苛立つのも、ニュースを見て不信感が湧くのも、背景の仕組みがうまく掴めていないからなんだろうな…とぼんやり思うことが増えました。 『街場のメディア論』は、そういうモヤモヤに対して派手な答えをくれる本ではありません。でも、仕組みのほうに視線を移すきっかけは確実にもらえます。たとえば、攻撃的な言葉が相手だけでなく自分をも傷つける構造や、「患者さま」という呼称が病院内のふるまいをどう変えたか、といった具体的な話を読むと、目の前の出来事の裏にある力学が少しだけ見えるようになります。また、他者からの期待が人の能力を開かせるという指摘は、仕事の意味づけを自分ひとりで抱え込んでしまいがちな時に刺さります。 全体として、世界をもう少し丁寧に見るための視点を渡してくれる本です。表面的な議論に疲れてしまった人や、情報をどう扱えばいいのか迷っている人には特に響くと思います。自分が含まれているシステムをいったん立ち止まって見直したい時に手に取ると、考え直す余白が生まれます。

analytics

読書インサイト

ハイライト密度

開始終了

多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。

読書の順序

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

内田 樹の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

テレビ視聴率の低下、新聞部数の激減、出版の不調―、未曾有の危機の原因はどこにあるのか?「贈与と返礼」の人類学的地平からメディアの社会的存在意義を探り、危機の本質を見極める。内田樹が贈る、マニュアルのない未来を生き抜くすべての人に必要な「知」のレッスン。神戸女学院大学の人気講義を書籍化。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

BookNotion をお使いの方へ

この本の指標は、あなたの本棚でも見られます

このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要