修業論 (光文社新書)

修業論 (光文社新書)

内田 樹

潮出版社 / 2013-07-20

累計読者数21
平均ハイライト数 20.4件/人
推定読了時間 約4時間49分
star総合評価 66/100
start序盤集中型

この本について

仕事でも日常でも、がんばっているはずなのに「これをやった先に何があるんだろう」と急に手が止まることがあります。努力と報酬を結びつける発想になれているほど、このモヤモヤは強くなる気がします。特に、自分の基準で物事を測りすぎてしまう時は、周りが敵に見えたり、自分の成長がどこにあるのか見失ってしまったりもします。 『修業論』は、この“測りたがる自分”をいったん脇に置く視点をくれます。たとえば、敵をなくすとは「敵と思い込む私を休ませること」だという指摘。これは人間関係だけじゃなく、仕事での焦りや比較にもそのまま効きます。また、修業の意味は後からしかわからないという話も、今の自分の努力に「意味が見えなくても続けていい理由」を静かに補強してくれます。さらに、無知とは「知らないこと」ではなく「知り方を変えたくないこと」だという視点は、行き詰まりを感じた時の突破口になります。 派手な成功論ではなく、日々の試行錯誤をもう少し穏やかに受け止めたい人に刺さる本です。私自身、読んでからは、すぐに答えを求めずに続ける時間が少しだけ許せるようになりました。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

武道家、研究家、生活人として...40年の稽古を通して形作られた、ウチダ哲学の核心。現代を生きるすべての人へ贈る「修業のすすめ」
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