
怪獣人間の手懐け方
箕輪厚介
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2023-09-15
この本について
仕事の基準がわからなくなるときがあります。頑張っているつもりなのに成果が出ない、周りの動きが読めない、相手との距離感だけがやたら難しい。そんなとき、自分の中の「透明な板」に気づけていないだけかもしれない、とこの本を読んで思いました。 この本で一番刺さったのは、環境や相手の“異常値”に触れることで、自分の基準そのものが書き換わっていく感覚です。著者が言う「怪獣人間」はとんでもない存在ですが、彼らの近くにいると、自分が勝手に狭くしていた枠がスッと外れていく。もう一つは、人を分析するときの「憑依レベル」の視点。相手の行動の裏側にある欲望やルールまで想像し切ることで、コミュニケーションの精度が一気に変わる。これは仕事の場面で何度も効きました。さらに、結果を焦らない姿勢や、不機嫌のコストを直視する話など、日常の小さな行動を変えるヒントも多いです。 突き抜けた誰かに振り回されている人、あるいは自分の基準をもう一段引き上げたい人にはとても合うはずです。大上段な成功論ではなく、目の前の相手をどう捉え、どう動くか。そのリアルな温度がずっと残る一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
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