
面白くて眠れなくなる社会学
橋爪大三郎
PHP研究所 / 2014-11-18
この本について
最近、「そもそも自分が見ている“世界”って本当にそうなのか?」みたいなモヤモヤがふっと出ることがありませんか。仕事でも人間関係でも、前提がズレていたせいでしんどくなっていた…みたいなことが自分はよくあります。 『面白くて眠れなくなる社会学』は、その前提を一つずつほぐしてくれる本でした。たとえば、言葉が世界をただ説明するだけじゃなく、世界そのものを作っているという話。命令や告白が「言った瞬間に現実を動かす」という視点は、日常のコミュニケーションの見え方をガラッと変えてくれました。また、資本主義の仕組みを「土地・資本・労働が商品になること」と言い切るところも、仕事で感じていた“なぜお金はいつも足りないのか”という感覚の正体に近づけてくれます。 それと、学校や会社だけに頼ると人は傷つきっぱなしになりやすい、という指摘もかなり現実的でした。中間的なつながりの必要性を言語化してもらうと、自分のしんどさが単なる性格ではなく、社会の構造とも関係しているんだと少し肩の力が抜けます。 日々の判断に違和感がある人、世界の見え方を一段階アップデートしたい人に静かに刺さる本です。
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