
洗脳広告代理店電通 ドクター苫米地の脱「メディア洗脳」宣言
苫米地英人
この本について
メディアの情報を見ていて、「なんでこういう空気になるんだろう…?」とモヤモヤすることが僕にもよくあります。政治でも企業でも事件でも、気づけば同じ論調が一気に広がっていく。自分の意見なのか、どこかで刷り込まれたものなのか、線引きがわからなくなる瞬間があります。 この本は、そういう“違和感の正体”に手を伸ばすような内容でした。テレビ局の電波利用料が驚くほど低いことや、スポンサーの意向が報道に影響する構造、視聴率を測る仕組みが実質一社の数字に依存していることなど、読んでいると「自分が見ていた世界は一部なんだな」と静かに視界が広がる感じがあります。陰謀めいた話も多いですが、事実として残っている制度や利害関係を知るだけでも、ニュースを見るときの姿勢が変わるのはたしかです。 僕自身、この本を読んだからといって急に世の中がわかったわけではないですが、「情報との距離を少し離してみる」という習慣は身につきました。受け取ったものをそのまま鵜呑みにせず、「これは誰にとって都合がいい話なんだろう」と一呼吸置く。そんな小さな変化が、自分の思考を守るためのささやかな武器になる気がしています。 メディアの仕組みや広告の力に一度でも違和感を覚えた人には、刺さるところが多い本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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