
キラー・クエスチョン 常識の壁を超え、イノベーションを生み出す質問のシステム
フィル・ マッキニー、小坂 恵理
阪急コミュニケーションズ / 201310
この本について
仕事で新しい企画を考えるとき、「本当にこれでいいのか」「そもそも誰のためなんだっけ」と手が止まる瞬間ってありますよね。自分では丁寧に考えているつもりでも、気づけば“これまでの経験”だけで判断していて、肝心の相手のことが見えていない。僕も何度も同じところでつまずきました。 この本が効くのは、まさにその“思い込みの外し方”を、質問という形でシステム化してくれているところです。顧客が何を求めているのかを「観察して確かめる」という地に足のついた姿勢を取り戻せたり、「当たり前だと思っている前提」を疑うための視点をもらえたりします。さらに、突然起きる環境変化に備えるために、あらかじめどんな問いを持っておくべきかまで示してくれるので、行き当たりばったり感が薄れていくんですよね。派手な魔法ではなく、毎日の思考に少しずつ効いてくるタイプの本です。 自分のアイデアが顧客に届かない理由を、ちゃんと確かめたい人には特に刺さると思います。僕自身、「相手はこう思ってるはず」という思考をいったん脇に置けるようになり、話を聞くときの姿勢が変わりました。自分の経験の“影”に引っ張られてしまうタイプの人ほど、気づきが多いはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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