
発想力の全技法 発見する眼、探究する脳のつくり方 PHP文庫
三谷 宏治
この本について
仕事でも日常でも、意見を聞いているうちに「なるほど」と受け入れてしまって、本当に大事な“違和感”を見逃していたな…と後から気づくことがあります。自分なりに考えているつもりでも、結局いつも同じパターンで行き詰まる。そんなモヤモヤを抱えている人には、この本の視点がけっこう効きます。 読者の方が抜き出していたように、「みんな同じことを言ってるときほど疑ってみる」「少数の矛盾を拾う」「例外や辺境と比べる」といった発想の土台が、驚くほど実務的です。私も会議で全員が同意している場面ほど、その裏にある“見落とし”を探すようになりました。また、「ちゃんとハカる」ことがこんなに差になるのか、という気づきも大きいです。数字でも行動観察でも、思い込みを外して自分の手で測り直すと、アイデアに厚みが出る感覚があります。 さらに、ひとつ見つけたから終わりではなく、軸と値の幅を広げて探り続ける姿勢が書かれていて、アイデア仕事で行き詰まったときの再起動スイッチにもなる一冊です。大げさな“ひらめき術”ではなく、現場で迷う私たちが再現できる方法ばかり。 自分の思考のクセをほぐしたい人、意見を聞く場で“本当に大事な点”を拾えないまま終わってしまう人に、とても相性がいい本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
読書の順序
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