
「科学的」に頭をよくする方法
エリザベス・R・リッカー and 桜田直美
かんき出版 / 2023-04-19
この本について
最近、仕事でも日常でも「なんか頭が回らないな」と感じることが増えていて、原因がどこにあるのか自分でもよく分からないまま過ぎていくことがあります。気持ちだけ焦って、対策も場当たり的になる。そのループを抜けたいときに、この本はけっこう現実的なヒントをくれました。 特徴的なのは、「脳は変えられる」という希望を語りつつも、魔法みたいな言い方をしていないところです。自分の脳のどこが滞っているのかを丁寧に見つけていく姿勢が一貫していて、運動や光、自己追跡など、生活の中で試せる具体的な実験の方法がかなり整理されています。特に、「デコボコ」や「グラグラ」という言葉で、自分の弱い部分の揺れ方まで可視化していくアプローチは、迷いながらでも一歩進める感じがありました。効果が出るかどうかではなく、試して確認するプロセスそのものが大事、という視点は肩の力が抜けます。 過度に脳を鍛えようと気負う必要はなくて、自分の実生活の変化を追跡しながら、合うものだけ残せばいい。その距離感がちょうどよい本です。自分の思考のクセやパフォーマンスの波に向き合いたいけれど、何から始めていいか分からない人に特に合うと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
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