
安売りするな!「価値」を売れ!
藤村 正宏
日経BP / 2017-07-12
この本について
仕事でも発信でも、「頑張っているのに選ばれないな…」というモヤモヤってありますよね。値下げしたくないのに、気づけば価格の話ばかりしてしまう。自分の“好き”を出したい気持ちはあるのに、嫌われるのが怖くて当たり障りのない情報を発信してしまう。僕もずっとその堂々巡りにいました。 この本が効くのは、「結局なにをどう伝えればいいのか分からない」という状態を、ちゃんと“現場レベルの動き”に落としてくれるところです。お客さまはモノを買いたいんじゃなくて、楽しみたい。その視点に立つと、情報の出し方が一気に変わります。たとえば、ただ花束を売るんじゃなくて、意味づけを変えて体験として届ける。あるいは、自分の“好き”を出すことで、お客さまが自然と絞られていく。その結果、無理に売り込まなくても関係性が残る。本に出てくる事例はどれも大仰ではなく、明日から少し変えられるレベルなのがありがたいです。 読みながら何度も思ったのは、「選ばれない理由は、価値がないんじゃなくて、届いていないだけかもしれない」ということ。忘れられないように小さくてもコンタクトを続けるとか、たったひとりの顔を思い浮かべて書くとか、どれも地味なのに効きます。 自分の仕事に「好き」や「個」を混ぜていきたい人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの52%が集中しています。
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