
エビデンスに基づく株式投資(EBI)のすすめ(東大卒医師が教える科学的「株」投資術 復刻版)
KAPPA
この本について
株をやっていると、「結局どこを見ればいいのか」がずっと霧のまま残りませんか。業績がいい会社に乗ったつもりが伸びず、逆に地味で誰も見ていない銘柄だけ妙に上がっていたり。自分も長く同じところでつまずいてきました。 この本を読んで印象的だったのは、感覚ではなく“反応の遅れるポイント”を丁寧に拾いにいく姿勢でした。特に、小型株の上方修正が市場に浸透するまで時間がかかることや、一度上方修正された企業は続くことが多いというところは、実際の売買の場面でも「あ、これは確かに使える」と腑に落ちました。また、割安性を軸にしつつも、ROEの改善や財務の健全性をどう組み合わせれば“たまたま安いだけの株”を避けられるかが具体的に書かれていて、銘柄を見る目が少しだけ整った感覚があります。 もう一つ、自分にとって大きかったのは「毎日価格を見る必要のない銘柄の条件」が、PCFRなどのファクターを基準に淡々と説明されていたところです。投資と日常生活の距離をちゃんと保てるかどうかって、精神的にけっこう重要なんですよね。 感覚やストーリーより、数字と実証から静かに判断したい人に向いている本だと思います。投資の判断軸を一度整理したいときに、机の隅に置いておくと心がぶれにくくなります。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
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