
キレイゴトぬきの農業論(新潮新書)
久松 達央
新潮社 / 2013-09-20
この本について
仕事でも私生活でも、「これで本当に価値を届けられているのか…?」みたいなモヤモヤにぶつかることってありますよね。がんばっているのに手応えが弱い時ほど、何を基準に判断すればいいのか分からなくなる。僕も同じで、特に“価値の出し方”や“伝え方”まわりはずっと迷っています。 『キレイゴトぬきの農業論』は農業の本ではあるんですが、読んでみると実は、ものづくりやサービスに関わる人なら誰でも刺さる視点が散りばめられていました。たとえば「モノ×文脈=価値」という考え方。モノそのものの良さだけでは届かなくて、受け手がどんな状況で、何を求めているかで価値は変わる。頭では分かっていても、日々の仕事ではつい忘れがちなところです。また、お客さんのために引き受けた“面倒”が結果的に他者との差別化になるという話や、間違えても訂正すればいいという姿勢も、発信が怖い時に背中を押してくれます。 読み終えるころには、「価値ってこうやって生まれるのか」「自分の強みって、けっこう日常の中にあるのかも」と視点がゆっくり変わっていく感じがありました。農業に関係なく、手触りのある仕事をしたい人に合う一冊だと思います。
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ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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