
日本史の謎は「地形」で解ける【文明・文化篇】 (PHP文庫)
竹村 公太郎
PHP研究所 / 2014-04-01
この本について
仕事でも日常でも、「目の前の現象だけ見てても全体がつかめないな…」と思うことがよくあります。頑張ってるのに判断の軸がぶれるというか、自分の立ち位置がよく分からなくなるあの感じです。そんなときに、この本みたいに“もっと下の層を見る”視点をもらえると、意外と腑に落ちることが多いんですよね。 読者の方の抜粋にもありますが、この本は歴史の人物や事件を、性格やドラマではなく「地形」「下部構造」「水」「森林」「交通網」みたいな“動かない土台”から説明します。例えば、江戸の防衛線や御成街道が実は軍事インフラだった話、石狩平野の泥炭層との果てしない戦い、寿命の急上昇の背景に水道インフラがあったことなど、どれも「なぜそうなるのか」が一気に具体的になります。西郷隆盛の銅像の姿ひとつ取っても、土地と歴史の積み重ねが見えてくるのが面白いところです。 僕自身、「努力とか才能の前に、そもそも土台はどうなってる?」と考え直すきっかけになりました。職場の動きが読めないときや、自分の判断軸が揺れるときに、歴史の“地形”を知ることで、いま置かれている状況の見え方が変わる。そんなタイプの本です。環境や構造から物事を理解したい人に特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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