
ノヤン先生のマーケティング学
庭山 一郎
翔泳社 / 2014-04-22
この本について
マーケティングに取り組んでいると、「結局どこから手をつければいいのか」「自分が見ている数字や施策って本当に意味があるのか」と迷い続けることが多いですよね。僕も営業から“質が低い”と言われたり、抽象的なブランドづくりだけやって前に進んでいない気がして、もやもやが積みあがっていました。 この本を読んで刺さったのは、曖昧な概念をできるだけ現場レベルの動きに落とす視点が徹底しているところです。例えば、ソリューションブランドを作るには抽象的なメッセージではなく、相手の世界に沿った事例を積み重ねるしかない、という指摘。耳が痛いですが、結局ここをやらずに悩んでいた自分に気づきました。また、SFAの限界やBANTの扱い方など、営業とマーケの境界で起きるすれ違いをそのまま放置しない姿勢も助けになります。さらに、STPを「やるかやらないか」ではなく“戦える土俵を選ぶ作業”として説明してくれるので、自分の施策の詰まりどころを見直すきっかけにもなりました。 派手な新理論というより、泥臭い工程の精度を上げるための考え方が多いので、今の仕事にどうつなげればいいかが見えやすい本です。営業との関係に悩んでいる人や、マーケの設計に一度立ち返りたい人には特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの48%が集中しています。
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