
入社1年目から使える「評価される」技術
横山信治
かんき出版 / 2012-11-19
この本について
仕事で人と関わるほど、「自分の言い方が悪かったのかな」「なんであの人はあんな反応なんだろう」とモヤモヤすることってありますよね。相手の機嫌に振り回されて疲れる一方で、自分のふるまいがどう見られているかも気になってしまう。評価されたいわけじゃないのに、評価されないと困る。この狭間で悩む感じ、よく分かります。 この本が面白いのは、「評価されるために武器を増やす」方向ではなく、むしろ逆に余計な自己主張をそぎ落としていくところです。たとえば、人は誰でも“自分のことばかり考えている”という前提に立つと、相手の反応の理由を無理に深読みしなくてよくなります。また、「自己重要感を下げないふるまい」が積み重なると、想像以上に周囲の態度が変わる。受付の女性がさりげなく見ていたように、些細な行動こそ人はよく覚えているんだな、と妙に納得しました。さらに、他者を認めるためにはまず自分の心の余白が必要だ、という指摘も刺さります。焦って“親切の見返り”を求めてしまうときの自分を思い出して、少しドキッとしました。 人間関係で「なんとなく疲れる」と感じる人ほど、この本の視点が効くと思います。特別なテクニックより、日々の小さな態度のほうが未来の評価をつくる。そんな当たり前を、仕事の現場に落とし込んで教えてくれる一冊です。
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