
食欲の科学 食べるだけでは満たされない絶妙で皮肉なしくみ (ブルーバックス)
櫻井武
講談社 / 2012-10-20
この本について
ダイエット中でも、忙しさの合間でも、「なんで自分の食欲ってこんなにブレるんだろう」と思うこと、けっこうありますよね。食べすぎた翌日に急に食欲が落ちたり、逆に十分寝ているのに妙に空腹が続いたり。意思が弱いだけじゃ説明できない感じがあって、ずっとモヤモヤしていました。 この本を読んで腑に落ちたのは、そもそも体重や食欲って、脳がずっと裏で調整してくれている仕組みがあるという視点でした。体重は本来ほぼ一定に保たれる性質があって、増えたら食欲が自然に落ちるようにできているとか、レプチンというホルモンが視床下部に信号を送って体重そのものを監視しているとか、知るだけで「あ、身体は勝手に暴走してるわけじゃないんだ」と少し安心できるんです。また、食欲の変動が情動や体内時計と深くつながっている話もあって、単にカロリーや気分の問題じゃなく、もっと複雑で、でも理屈のある揺れなんだとわかりました。 個人的には、食べすぎた日に自分を責めるよりも、「いま身体の恒常性がどう動いてるんだろう」と一歩引いて見られるようになったのが大きかったです。数字に振り回されやすい人ほど、こういう仕組みの知識がクッションになってくれる気がします。 「食欲の波にいつも振り回されてしまう人」に静かに効いてくる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの36%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
体が生まれ変わる「ケトン体」食事法―――太らない、疲れない、老けない! 体と頭を「糖化」させるな
白澤 卓二

ウィルパワーダイエット ダイエットという自分との心理戦に勝つ方法
メンタリストDaiGo

何をやっても痩せないのは脳の使い方をまちがえていたから (SPA!BOOKS)
奥田 弘美

なぜあなたは食べ過ぎてしまうのか 成功率9割以上の肥満専門外来が教えるダイエットの心理学
岡嵜順子

世界のエグゼクティブを変えた超一流の食事術
アイザック・H・ジョーンズ and 白澤 卓二
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要


