
リンパの科学 第二の体液循環系のふしぎ (ブルーバックス)
加藤征治
講談社 / 2013-06-20
この本について
体の不調が出たとき、原因が分かったようで分からないまま過ぎていくことが多いですよね。むくみやだるさ、炎症が長引く感じも、生活習慣だけでは説明しきれないところがあって、どこから手をつければいいのか迷うまま放置してしまう。自分もずっとそんなタイプでした。 この本は、その曖昧な「よく分からない不調」を、リンパという視点でつなげてくれる一冊です。特に刺さったのは、リンパが血液より粘性が低く、一方向にのみ流れる構造をしているからこそ、ちょっとした炎症や傷で詰まりやすいという説明でした。腕や脚の虫刺されを放置しない理由が、単なる予防ではなく浮腫や炎症の連鎖を断つためだと分かると、日々の判断が少し変わります。また、横隔膜のリンパ管が腹水や免疫担当細胞を処理しているという部分は、内臓の不調と免疫のつながりを実感しやすくしてくれました。がん細胞がどうやってリンパ管に入り込むかの記述も、怖さよりも「体の中で何が起きているのか」を立体的に理解できる感じがあります。 派手さはないけれど、体の仕組みを事実ベースで知りたい人にはちょうどいい距離感の本です。特に、日々なんとなく続く不調に理由を求めたい人に刺さると思います。リンパという言葉のイメージがふわっとしていた自分には、ようやく地に足がつく感覚をくれました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




