
トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術
浅田 すぐる
サンマーク出版 / 2016-01-10
この本について
仕事の資料づくりや説明が、どうにも「伝わっていない気がする」と感じる日ってありますよね。自分では整理したつもりでも、途中で話が迷子になったり、相手の反応が薄かったり。僕も何度もやらかしてきたのですが、よくよく振り返ると「そもそも何のために作ってるんだっけ?」が曖昧なまま進めていたことが多かったです。 この本が刺さるのは、そこを徹底的に地に足のついた方法で整えてくれるところです。例えば「目的を書いた紙を繰り返し見る」という、驚くほどシンプルだけど実際に効くやり方が紹介されていたり、動詞を“動作”にまで落とし込むことで初めて実践が進む、という視点。抜粋にもありますが、色の違うペンを使い分けて、頭の中の情報を緑→青→赤の順で分解していく流れは、そのまま仕事の思考プロセスに直結します。さらに、「読み手は何を知りたいのか?」という当たり前のようで置き去りにしがちな視点を、紙一枚の構造として目の前に“見える化”できるのが大きいです。 大仰なスキルアップ本というより、日々の仕事の中で散らかりがちな考えや資料を、淡々と整えるための実用書です。「話が長いと言われがち」「資料を作るのに終わりが見えない」という人にはかなり相性がいいと思います。僕自身、この本を読んでから、説明するときに相手の表情が変わる瞬間が少し増えました。そんな変化を求めている人にこそ届く一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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