
女のカラダ、悩みの9割は眉唾 (講談社+α新書)
宋美玄
講談社 / 2014-02
この本について
自分の体のことって、知っているようで実はあいまいなまま放置してしまうことが多いですよね。都合の悪い情報は見なかったことにしたり、SNSで流れてきた誰かの体験談をそのまま信じてしまったり。僕も「まあそのうち何とかなるでしょ」と思って後回しにして、結局あとで困った…みたいなことがよくあります。特に女性の体の話題は、妙な思い込みや呪縛がくっつきやすくて、余計にややこしくなっている気がします。 この本は、そういう“なんとなく信じてしまっている常識”をいったん疑うきっかけをくれます。例えば、骨盤の歪みや冷えが何でも解決する魔法みたいに語られる空気への違和感や、恋愛・出産・女性ホルモンといったテーマにまつわる圧力の正体を、医学的な視点で淡々とほぐしていく感じです。読むと、無意識に受け取ってきた情報のクセが見えてきて、「あれ、私これに縛られてただけかも」と一歩引いて考えられるようになる。自分の体が思い通りにならない部分を受け入れつつ、コントロールできるところはちゃんと選べるんだな、という感覚も持てました。 特に、世の中の“女としての証”みたいな言葉に少しでも息苦しさを感じたことがある人には、静かに効いてくると思います。医学的な話は出てくるけれど、難しい専門書ではなく、日常のモヤモヤに寄り添いながら視界を広げてくれる一冊でした。
読書インサイト
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの14%が集中しています。
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