
できる人は上司に“モテ”る 仕事は上司との関係が9割!
高城幸司
マガジンハウス / 2008-12-18
この本について
仕事でしんどい時って、「自分だけ空回りしてないか」とか「上司とどう距離を取ればいいのか」みたいな、小さくて説明しづらいモヤモヤが積み重なりますよね。真面目にやっているつもりなのに、なぜか任される側に回れない。僕自身もそこをずっと迷ってきました。 この本が面白いのは、「圧倒的な成果」よりも「上司との関係の作り方」に焦点を置いているところです。抜粋にもあるように、活躍している人ほど逆境での態度が前向きで、そこが評価の分岐点になっているという視点は、地味だけど現場に落とし込みやすいと思いました。特に、結果ではなく“途中経過を共有する”ことで上司を巻き込むという話は、次の一歩を具体的に変えやすいポイントです。いきなり大きな戦略じゃなくても、「来週こう動こうと思うんですが」で空気が変わることってあります。 もう一つ、謙虚さをスキルとして扱っているのも特徴で、「上司にへつらう」ではなく、「自分のチャンスを広げるための態度」として描いているのが現実的でした。秀吉のエピソードも、忠誠心の美談というより、“相手の状況に敏感であること”の比喩として読むと腹落ちします。 上司との距離感に悩んでいて、「成果だけでは評価されない理由」をもう少し掘り下げたい人には、静かに刺さるタイプの本だと思います。
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