
「さとう式リンパケア」で肩こりをすっきり改善
佐藤 青児
SBクリエイティブ / 2014-11-11
この本について
肩こりって、忙しさのせいにしがちなんですが、実は「どこをどう使えていないか」が分からないまま放置してしまっていることが多い気がします。マッサージに行けば一時的には軽くなるけれど、次の日にはまた重だるい……。僕もずっとその繰り返しでした。 この本が面白いのは、肩そのものをなんとかしようとするんじゃなくて、あごや耳まわりの“弱い刺激”に着目しているところです。あごまわりが硬くなると身体全体のバランスが崩れる、という視点は、肩こりの原因をちゃんと構造から説明してくれるので腑に落ちやすい。手のひらでそっと触れることで脳が筋肉をゆるめる方向に反応する、という発想も、押したり伸ばしたりばかりしてきた身としては目からうろこでした。耳たぶをくるくる回したり、下あごを軽く前に出すだけで身体の反応が変わる感覚は、一度やってみると「あ、こういうことか」と分かりやすいです。 過剰な根性論ではなく、赤ちゃんのように“ふにゃっとした筋肉の質”を取り戻すという話なので、運動が苦手な人でも入り口がやさしいのもありがたいところ。姿勢の崩れがどうして肩に響くのか、舌骨筋の役割まで踏み込んで説明してくれるので、単なる体操本ではなく、納得しながら自分の身体を扱えるようになる感じがあります。 肩こりを「もう仕方ない」と諦めかけている人、あるいは強く押すケアが合わない気がしている人には特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの37%が集中しています。
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