
ゆるめる力 骨ストレッチ (文春e-book)
松村 卓
文藝春秋 / 2015-07-15
この本について
最近、肩こりやだるさが続いているのに、ストレッチをしてもあまり変わらない…そんな日が増えていませんか。僕も同じで、力を入れて伸ばすほど逆に体が固まっていく感じがして、どこをどうすればいいのか正直よくわからないまま過ごしていました。 この本にある「筋肉じゃなくて骨を意識する」という視点は、最初かなり意外でした。でも、手のひらをクルッと返すだけの動きとか、鎖骨を軽く押さえたまま体をひねるだけで、肩まわりの固さがふっと抜ける瞬間があるんですよね。力を入れるんじゃなくて、力を抜くほうに舵を切ると体の反応が変わる。烏口突起のあたりを軽くほぐすだけで腕が上がりやすくなったり、腸を押すことで全体のこわばりがゆるんだりと、「こんな小さな動きでいいのか」と思うものばかりなのに、確かに効きます。 何より、骨は自分の芯でもあるという話がしっくりきました。頑張り癖がある人ほど、体にも常に力が入っていて、そのせいで余計に疲れやすくなっているのかもしれません。大きく生活を変える必要はなくて、仕事の合間に手の甲をもんだり、寝る前にお腹を押したりするだけで、少しずつ体がゆるんでいく感覚があります。 日常の固さやがんばりすぎを、どこで手放せばいいのか迷っている人にちょうどいい一冊です。
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