
マンガでやさしくわかる課長の仕事
小倉広、阿部花次郎
日本能率協会マネジメントセンター / 2014-03-18
この本について
課長になったはいいけれど、メンバーとの距離感や育成の手応えがつかめず、どこから手をつければいいのか分からないまま日々が過ぎていく…。そんなモヤモヤをずっと抱えたまま働いている人、多い気がします。自分も同じでした。結局「自分でやったほうが早い」と思ってしまい、任せるのも怖い。コミュニケーションも必要だと分かってるのに、後回しになる。頭では分かるのに、身体がついてこないんですよね。 この本が効いたのは、課長の仕事を“気合い”ではなく“仕組みと関係性”の話として描いてくれているところでした。たとえば、週1の短い面談を定例化するだけで、相談の質も信頼の残高も変わっていくこと。ビジョンは上司が押しつけるものではなく、偶然の出会いから生まれるから、部下に無理やり書かせる必要はないこと。そして、メンバーが動かない時ほど「自分に何が足りない?」と立ち止まるほうが、現場では結局早道になること。どれも現実的で、次の日から試せる内容ばかりでした。 プレッシャーはあるけれど、答えはまだ固まっていない。でも、ちょっとした関わり方を変えるだけで、職場の空気やメンバーの表情が変わるかもしれない。そんな希望を持ちたい人に刺さる一冊だと思います。
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