
世界基準の上司 (中経出版)
赤羽 雄二
KADOKAWA / 2015-02-27
この本について
上司をやっていると、「任せたいけど質が落ちそう」「急いでいるとつい強い言い方になる」「そもそも自分はちゃんと“上司”をやれているのか」みたいな、言葉にしづらいモヤモヤが積み重なっていきます。僕自身、部下との距離の取り方に迷う日が今でもあります。 この本が効いたのは、精神論じゃなくて、上司としての“具体的なふるまい”を一つずつ描き直してくれたところです。例えば、部下を簡単に見切らず、成長の可能性を前提に接すること。これは綺麗ごとではなく、任せる範囲や責任をどう整理するか、そのために上司がどれだけ自分の仕事を棚卸しし、スピードを上げるか、という実務の話として書かれています。また、イラつかない姿勢を求めているのではなく、感情をぶつけてもチームは回らないから、方針と全体像を明確に示すほうが結果的に楽になる、という視点の切り替えも刺さりました。 「最強のメンバーじゃなくても、今いる人たちでどう戦うか」を真剣に考えたい人には合うと思います。上司としての役割に迷ったとき、背中を押すというより、「こう考えると少し動けるよ」と手元を照らしてくれる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの37%が集中しています。
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