
迷ったときのリーダー論 ―あなたがピンチを脱する15のコツ
小倉広
ゴマブックス株式会社 / 2014-08-09
この本について
リーダーの立場にいると、「上司との距離感はこれでいいのか」とか、「部下にどこまで踏み込むべきなのか」とか、正解のない迷いがずっとつきまといますよね。しかも自分の人間性まで問われている気がして、しんどくなる瞬間もあると思います。僕も、トップの考えに納得できない時ほど、どうふるまうのが正しいのか分からなくなります。 この本が効くのは、そういう“迷い続ける時間”に、具体的にどこから手をつければいいかが見えてくるところです。たとえば、上司の人格ではなく「役割」に敬意を払うという視点は、職場のモヤモヤを少しだけ整理してくれますし、トップと2番手・3番手の関係が組織の8割を決めるという指摘は、自分の立ち位置を冷静に見直すきっかけになります。さらに、習慣を変えることでしか人生は変わらないという地に足のついた話は、背中を押すというより“方向を照らす”感じに近いです。 読んでいて思ったのは、派手なテクニックよりも、「自分が毎日どういう姿勢で立つか」を整える本なんだということ。トップかどうかに関わらず、まずは自分が模範を示す側に回ると、職場の雰囲気も不思議と変わっていくんですよね。 組織の中で迷いを抱えたまま働いている人ほど、静かに効いてくる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
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