
決定版 上司の心得 (角川新書)
佐々木 常夫
KADOKAWA / 2015-12-10
この本について
部下を持つ立場になると、「自分はこのままでいいのか」と急に足元がぐらつく瞬間があります。言われるまま動いていた頃とは違って、判断の重さや、人を導くことへの不安がじわじわ押し寄せてくる。頭で理解していても、実際の現場ではうまく振る舞えず、自己嫌悪だけが溜まっていく。そんなモヤモヤを抱えたまま日々を回している人は多いと思います。 この本が効くのは、リーダーとしての“すごい技”ではなく、“どんな姿勢でそこに立つか”を地に足のついた言葉で示してくれるところです。真摯さはごまかせないこと、部下は熱意や献身にこそ共感すること、そして人事や評価にはどうしても理不尽が混じるという現実まで含めて語ってくれる。理想論に寄りかからず、実際の現場で「まずどこを整えればいいのか」が見えてくるのが、この本の強さだと思います。 読み進めるうちに、上司の役割は“完璧な指揮官になること”ではなく、仲間である部下を育て、組織として前に進むために自分の視点を磨き続けることなんだなと腑に落ちます。与えられた人材を「生徒」として丁寧に育て、やがて「同志」に変えていく。その考え方は、部下をどう扱えばいいのか迷うときの拠り所になります。 自分の未熟さに向き合うのがつらい人ほど、静かに刺さる言葉が多い一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要







