
働く君に贈る25の言葉
佐々木 常夫
WAVE出版 / 2010-11-13
この本について
仕事がうまくいかない時って、「自分の能力が足りないのでは」と真っ先に考えてしまいますよね。でも実際には、やり方が合っていないだけだったり、そもそも前提の確認が抜けていただけだったりします。僕もよく、締め切りをあいまいにしたまま仕事を受けて、後から自分を苦しめることがありました。 『働く君に贈る25の言葉』は、そういう“日々のズレ”をそっと正してくれる本です。例えば、信頼は特別な才能ではなく、ほんの少しのコミュニケーションの手間で生まれるという話。行動の細部にこそ人の魅力が宿るから、尊敬できる人を2週間だけ観察してみるという提案。あるいは、制約を避けるのではなく、締め切りを積極的に設定して成長角度を作るという考え方。どれも派手ではないけれど、明日からの行動が変わる実感があります。 読みながら思ったのは、「自分はどう生きたいのか」「何を大事にしたいのか」を丁寧に問い直す時間を、意外と持てていなかったということです。急に大きな目標を掲げる必要はなくて、まずは仕事の受け方や、人への接し方を一つずつ整えていく。そういう積み重ねが、後から振り返ると自分の姿をつくっているんだろうなと思いました。 今の働き方に小さな違和感がある人、そして「一歩先の自分」に静かに近づきたい人に、ちょうどいい本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
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