
そうか、君は課長になったのか
佐々木 常夫
WAVE出版 / 2010-03-03
この本について
課長になったり、チームを任されたりすると、急に「人を動かす側」になって戸惑うことが多いですよね。自分で手を動かしていたころの延長でやろうとしても噛み合わないし、部下の本音は見えないし、気づけば細かい仕事まで抱え込んでしまう。僕自身もまさにそこで迷い続けてきたタイプです。 この本が効いたのは、「課長って結局なにをやる仕事なのか」を、現場の目線で整理してくれるところでした。たとえば、業務の重要度をつけて“全部100%でやらない勇気”を持つことや、若手から順番に話を聞く理由など、読んだ翌日にそのまま試せる考え方が多いです。さらに、部下を動かすのはスキルよりも“志や本気度”だという指摘は、きれいごとではなく具体的な行動につながる形で書かれていて、腹落ちしやすかったです。 もうひとつ大きかったのは、「事実だと思っているものをゆすってみる」という姿勢。前任者のやり方や思い込みに引っ張られがちな時ほど、これは効きました。計画の立て方、上司をどう巻き込むか、ミスへの向き合い方など、どれも極端ではなく、現実の職場で生きる小さな工夫として書かれています。 新任課長だけでなく、「チームを率いる役割に慣れないまま悩み続けている人」にとくに刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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