300人の達人研究からわかった 上達の原則

300人の達人研究からわかった 上達の原則

北村 勝朗

CCCメディアハウス / 201504

累計読者数5
平均ハイライト数 17.2件/人
star総合評価 55/100
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この本について

何かをうまくなりたいと思って動き始めたのに、途中で「これって本当に意味あるのかな」とか「自分だけ進みが遅い気がする」といったモヤモヤに飲まれること、けっこうありますよね。僕もプレゼンや仕事の習得で空回りして、結果ばかり気にしてしまう時期が長かったので、あの焦りはすごくわかります。 この本が効いてくるのは、そういう「見えない不安」の部分でした。まず、導入期は結果より“楽しい体験”のほうが大事だと言われて、肩の力がすっと抜けるところ。始めたばかりなのに完璧を求めてしんどくなる、あの感覚への処方箋みたいでした。それに、できないことへ挑戦し続けるエキスパートの話や、ミスそのものではなく「どこを変えると良くなるか」を一緒に考える姿勢が紹介されていて、上達って根性論ではなく、もっと現実的で育てられるものなんだと腹落ちします。プレゼンの視線ポイントのように、すぐ試せる小技があるのも救いでした。 読みながら感じたのは、結局うまくなる人って「自分を外側から見る力」が育っているということ。できない理由を才能や環境のせいにせず、問いかけを通して少しずつ自立していく。そのプロセスを、著者は具体的な場面で見せてくれます。なので、努力が空回りしている気がするとか、部下指導で正解が見えないとか、そういう人にとってはかなり現実的なヒントになります。 「結果が遅い自分を責めがちな人」に特に刺さる本だと思います。

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