
数値で管理すべきは結果よりプロセスである DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文
星野 佳路 and DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部
この本について
数字を追っているはずなのに、判断がどんどんブレていく感覚ってありませんか。計画通り進んでいるのに不安だけが残ったり、逆に予定外の行動をした途端、なぜか「これで良かったのか?」と自分を責めてしまったり。僕も仕事でそんな迷いにしょっちゅうぶつかります。 この本が効いてくるのは、まさにその「数字とのつき合い方」がしんどいときでした。星野リゾートがやっているのは、売上より先に“ノウハウの進化”を数値化して見ること。結果じゃなくプロセスの質に目を向けると、短期の成否に振り回されにくくなります。また、計画を“守るべき正解”ではなく“目安”にして、走りながら変えていく姿勢も参考になりました。計画から外れること=失敗、ではなく、その判断が合理的かどうかをちゃんと説明できることのほうが大事だという視点は、日々の仕事にもそのまま使えます。 もう一つ響いたのは、情報をオープンにして正しい議論ができる状態をつくる、という考え方です。結局、判断を誤るのは能力よりも「材料の不足」なんですよね。ここを構造的に整えているのはとても実務的で、理想論じゃないところが安心できます。 数字に追われがちなマネジメントや目標管理で迷っている人には、静かに刺さる一冊だと思います。
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