
日本でいちばん大切にしたい会社3(あさ出版電子書籍)
坂本光司
あさ出版 / 2008-03-21
この本について
仕事を続けていると、「このやり方でいいのか」「数字を追うだけで終わってないか」と、どこか落ち着かない瞬間があります。利益は必要だと頭では分かっているのに、目の前の成果と、自分が大事にしたい価値観がズレていくような感覚です。今回の本に抜粋を残していた人は、その違和感に名前をつけたくて読んでいたんじゃないかと思います。 この本が面白いのは、単なる“いい会社紹介”ではなく、経営の現場で起きている小さな意思決定の積み重ねに、理念がどう宿るのかが丁寧に描かれているところです。例えば、粗利で仕事を見直した話は、数字を通して現場の動きを整える感覚が伝わりますし、タクシー会社が旅をつくる側に回る発想は、「自社の強みをどう使うか」という視点を自然と刺激してきます。さらに利益を“革新料”と呼ぶ考え方は、利益を追うことそのものが悪いわけではなく、どうやって生まれた利益なのかを問い直すきっかけになります。 全体を通して感じたのは、派手な改革よりも、社員の成長や関係先との誠実な向き合い方のほうが、長い目で見ると会社の基盤になるという、ごく当たり前だけど忘れがちな事実です。下請け企業が泣かされる現実にも触れつつ、理想論だけで終わらないのも読みやすいところでした。 自分の仕事の意味づけが揺らぎやすい時期にいる人や、「理念って実際どう使うの?」と感じている人には、静かに効いてくる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの44%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要









