
脳はどこまでコントロールできるか? (ベスト新書)
中野信子
ベストセラーズ / 2014-08-18
この本について
最近、「自分を大事にするって結局どういうことなんだろう…」とぼんやり考えることがありました。仕事もうまく回したいし、人間関係で余計なストレスを抱えたくない。でも、自分を後回しにしている感覚だけはずっと残る。そんなモヤモヤを抱えている人は多いんじゃないでしょうか。 この本を読んでみて驚いたのは、“自分に心を配る”ことが、精神論ではなくきちんと脳の働きとして説明されていたことです。例えば、身なりを整えるとか、少し丁寧に食事をするとか、一見ささいな行動が「自分の扱い方」に直結して、それが結果的に行動の質にまで波及していく。逆に、世の中でよく語られる「こういう人が成功しやすい」みたいな話も、文化や環境の違いを踏まえて見ないと意味がない、といった冷静な視点もあって、妙な押しつけがありません。 読んでいて、妄想の使い方というか、自分の認知のクセを少しだけ自分の味方にしていく感じが心地よかったです。無理に前向きになろうとしなくても、日常の扱い方を変えるだけで、意外と気持ちの揺れが小さくなるんだなと。 自分を雑に扱いがちな人、あるいは「もっと頑張らなきゃ」と思うほど空回りしてしまう人には、けっこう刺さる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの83%が集中しています。
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