
100%の幸せ
大木 ゆきの
興陽館 / 20150725
この本について
仕事でも人間関係でも、うまくやりたい気持ちが強いほど、自分の足りなさばかりが目についてしまうことってありますよね。頑張りたいのに空回りしている感じとか、「もっと変わらなきゃ」の焦りが胸にこびりつく感じ。僕も同じで、気づけば“改善”の名のもとに自分を追い詰めていることがよくあります。 この本が面白いのは、「変わろうとするのを一回やめてみる」という視点を、淡々と、でも優しく差し出してくれるところです。できていない自分を責め続けるあの癖に対して、「そのときはそれが精一杯だっただけなんじゃない?」と静かに言われると、無理に強くならなくていいんだと少し肩の力が抜けます。それに、「これはこれで完全なんだ」と決めつけるくらい信じてみる姿勢が、結果的に欲しいものを受け取る準備になるという考え方も、焦りがちな人ほど腑に落ちやすいはずです。何かを手に入れるために変わろうとしているときって、実は自分を条件付きで扱ってしまっているんだな、と気づかされました。 大げさに人生がひっくり返るというより、日々の「自分をどう扱うか」が静かにゆるむ本です。特に、頑張り続けることが当たり前になっている人には、深く刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの71%が集中しています。
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