
書かずに文章がうまくなるトレーニング
山口 拓朗
サンマーク出版 / 2015-07-25
この本について
文章を書こうとすると、急に手が止まるときがあります。何を書けばいいのか分からないし、そもそも自分の考えが整理できていない気がして、書き始める前から疲れてしまう。僕もずっとこのタイプで、「とりあえず書きながら考える」で撃沈することが多かったです。 この本が効くのは、書く作業そのものを“思考の延長”として扱ってくれるところです。読者が保存していた部分にも多く出てきますが、「自問自答」で横に広げ、縦に深めるというプロセスが具体的で、書く前の思考の整理が自然とできていきます。また、書くためのネタは日常に無尽蔵にあるという視点も、やってみると本当にその通りで、何気ないイライラや気持ちの揺れにも理由を探す習慣がつくと、書ける量が一気に増えます。さらに、書く前の準備で九割決まるという考え方は、最初は厳しいようでいて、実際には「書き始めてから迷わない」安心感をくれます。 書くことに苦手意識がある人よりも、「書けるけど、なんだか浅い」「伝わらない」と感じている人に特に刺さる本です。自分の感情や思考の理由をつかまえられるかどうかが、結果的に文章の深さになるんだなと再確認させられました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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