
40歳からは食べてはいけない 病気になる食べもの
南 清貴
KADOKAWA / 2015-09-17
この本について
40歳をすぎてから、食べることに前より気を使っているつもりなのに、「なんとなく疲れやすい」「甘いものへの欲求が止まらない」「外食に罪悪感がある」…そんなモヤモヤが消えないことがあります。自分では選んでいるつもりでも、何が身体に合っていないのかが見えにくいんですよね。 この本は、そういう“正解がよくわからない”状態に対して、少しだけ光を当ててくれるタイプの本でした。例えば、人工甘味料が身体で処理されず蓄積される話は、自分の「ゼロカロリーならいいでしょ」という思い込みをゆるく壊してくれますし、コンビニのサラダがどう作られているのかを知ると、同じ「野菜」でも質の差は思っていた以上だと気付きます。果物は空腹時にこそ活きるとか、甘いものを欲する理由がビタミンC不足かもしれないとか、行動に落とし込みやすい視点も多いです。 読みながら、“全部を完璧に変える必要はないけれど、ここだけは変えたい”というポイントが自然と見えてくるので、食生活に取り組むハードルが少し下がります。戦後70年で私たちの食が激変したという話も、今の不調が「自分だけの問題じゃないかもしれない」と思わせてくれて、妙に肩の力が抜けました。 健康の話が苦手でも、日々のごはんをちょっと整えたい人に静かに刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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