
日本でいちばん幸せな社員をつくる! “やさしさ”を大切にしたら、人も組織も生まれ変わった
柴田 秋雄
SBクリエイティブ / 2016-01-13
この本について
仕事で人と関わるほど、「やさしくしたほうがいいのは分かるけど、現場では余裕がない」とか、「結局、成果を出さないと評価されないし……」みたいなモヤモヤがつきまといますよね。僕自身も、やさしさは大事だと思いながら、実際の職場でどう扱えばいいのか分からずに迷っていました。 この本が面白いのは、「やさしさ」をふんわり語らないところです。従業員が早く帰らないほど居心地がいい職場をどう作ったのかとか、会社側が責任を負ってでも人を信じるってどういう姿勢なのかとか、現場での具体的なエピソードで語られるんです。読んでいると、やさしさって感情ではなく“場をつくる技術”なんだなと気づかされます。特に、「一人ひとりを本当に見る」という話は、自分の働き方にも人との接し方にもすぐ持ち帰れる感覚でした。 結局、著者が伝えているのは「人が人として扱われると、勝手に強くなる」というシンプルなこと。でもそれを本気でやろうとすると、経営側も現場もそれなりの覚悟がいるんですよね。そこをリアルに描いてくれているので、精神論ではなく、視点の置き換えとして読めます。 自分のチームや職場が「なんでこんなにぎすぎすしてしまうんだろう」と感じている人には、とても静かに効く本だと思います。
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