
疲れない脳をつくる生活習慣
石川 善樹
President Inc / 2016-01-28
この本について
なんとなく疲れが抜けない日ってありますよね。集中したいのに頭がぼんやりしたり、せっかく休憩しているのに別の仕事のことを考えてしまったり。自分でも「注意が散ってるな」とわかっているのに、どう整えればいいのかまでは掴めないまま過ぎていく。僕自身もずっとその繰り返しでした。 この本を読んでみて感じたのは、派手な努力よりも、生活のごく小さな部分を整えることが脳の疲れを防ぐんだな、ということです。たとえば、朝食でタンパク質をとるだけで血糖値の乱高下が抑えられて、一日の集中の土台が安定する。あるいは、ランチを低GI寄りにするだけで午後のどんより感が減る。どれも「気合い」で何とかしようとすると続かないことばかりですが、この本では現実的なハードルで提案してくれます。 もうひとつ印象に残ったのは、瞑想を「集中」か「観察」かで分けて扱っているところです。呼吸が乱れたら心も乱れている、といった体の変化から心の状態を読み取る視点や、思考が散ったら気づいて戻るだけでいいという柔らかい態度が、忙しい人には特に向いている気がします。新しい習慣を始めるなら、何かを終える時間を先に決める方が実は続きやすい、という話も地味に効きました。 仕事でも生活でも「気づいたら脳がいっぱいいっぱいになってる」という人に、静かに刺さる一冊だと思います。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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