
事業計画書は1枚にまとめなさい
上野 光夫
ダイヤモンド社 / 2016-04-21
この本について
起業を考えるときって、「とりあえず事業計画書を書けと言われるけど、どこまで具体的にすればいいのか……」みたいな宙ぶらりんな不安がつきまといますよね。売上予測も設備投資も、なんとなくで書くと自信が持てないし、とはいえ細かく考えようとすると一気に沼に落ちる感じがあると思います。僕自身、最初の一歩でいつもつまずきます。 この本は、そういう“地に足がつかない感じ”をかなり実務寄りにほぐしてくれました。たとえば融資担当者がどこを見るのかを、利益の残り方や返済額から逆算して示してくれるので、「数字の根拠ってこう作るのか」と腹落ちします。また、セールスポイントを書くときに、単なる魅力の列挙ではなく「顧客を確保できる見通し」までセットで示す必要がある、といった視点も現場そのもの。英語塾の例のように、サービスの柱をどう整理すれば、他社との違いが伝わるのかもイメージしやすかったです。 さらに、設備資金と運転資金の切り分けや、原価・経費の3〜4か月分をどう積んでいくかなど、「数字を決める手順」がそのまま作業マニュアルになっていて、めんどうな部分ほど助かりました。起業初心者だけでなく、すでに動き始めている人の“計画の再点検”にも向いています。 特に、半年〜1年以内に軌道に乗る見通しをどう言語化するかで悩んでいる人には刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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