
読書脳 ぼくの深読み300冊の記録 (文春e-book)
立花隆
文藝春秋 / 2013-12-10
この本について
最近、読書との向き合い方に迷うことが増えている人は多いと思います。電子書籍で十分じゃないかとか、SNSでみんなが読んでる本を追いかけているだけで、自分の読書って何なんだろう…みたいな、あの落ち着かない感じです。ぼく自身もそこをぐるぐるしていた時期が長くて、この本を読んで「読書はもっと個人的でいいんだ」と肩の力が抜けました。 立花隆さんの読書観は、決して「もっと読め」とは言いません。むしろ、著者との静かな対話に集中すること、他人の反応に引きずられないこと、そして紙でも電子でも自分が納得できる形で読むこと。その視点が、自分の読書の軸を取り戻すきっかけになりました。特に、読書が“空間的な記憶”と結びついているという話は、電子書籍と紙のどちらを使い分けるか迷っていた自分にとって大きなヒントでした。 もうひとつ印象に残ったのは、立花さんが「若いうちほど知的な背伸びが必要」と語る場面です。難しそうだからと避けていた本に、もう一度手を伸ばしてみようと思えたのは久しぶりでした。読書量よりも、読む姿勢そのものを整えてくれる一冊です。 自分の読書を、他人の基準ではなく自分の手に取り戻したい人に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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