
くまモンから学ぶニッポンの立ち位置 未来授業~明日の日本人たちへ~
小山 薫堂
この本について
仕事でも日常でも、「自分のやっていることって誰のためなんだろう」とか、「いい企画ってなんなのか分からなくなる瞬間」がありますよね。僕も同じで、求められるものを形にしながら、どこかで空回りしている感覚が抜けないことがあります。 この本を読んで救われたのは、小山薫堂さんが“企画はバースデープレゼントのようなもの”と言っていたところでした。相手をよく観察して、何に喜ぶかを想像して、過度に飾らずに心をこめる。その姿勢って、仕事でも人間関係でも、そのまま使えるんですよね。さらに、観光の話で「厚化粧より、町の人が幸せそうに暮らしている姿こそ価値になる」と語られていて、成果や見栄えを追いかけるほど大事なものが曇っていく、という感覚にもハッとさせられました。 もう一つ印象に残ったのは、行き詰まったら“自分”ではなく“他人”を考える、という視点です。悩みの渦中ってどうしても自分に意識が集中しますが、外に目を向けるだけで呼吸が少し楽になる。小さな企画でも、誰か一人を思って作ったものはちゃんと届く。そんな当たり前のことを思い出させてくれます。 自分の仕事に意味を持たせたい人や、相手を思って動くことが好きだけど時々迷子になる人に、静かに効いてくる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの44%が集中しています。
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