
がんになって、止めたこと、やったこと
野中 秀訓、0、斎藤 糧三
主婦の友社 / 2016-05-12
この本について
生活習慣や食べもののことって、「気にはなるけど、正解が分からないまま何となく続けてしまう」ときがありますよね。仕事が忙しいと、ついコンビニや外食に頼りがちで、体のサインも後回しにしがちです。でも心のどこかでは、このまま進んでいいのか…と落ち着かない気持ちが残る。そんな揺れに近いところで、この本の内容が刺さった人が多いのだと思います。 著者ががんの宣告を受けて向き合ったのは、特別な治療よりも、「自分の生活をどう立て直すか」でした。糖質や小麦、添加物をどう減らすかといった現実的な食事の見直しだけでなく、医師任せにしないためのセカンドオピニオンの考え方や、家族との関係をどう整えるかなど、日常の選択に落とし込める話が多いです。読んでいると“極端に見える情報も、一度自分の生活に照らしてみると気づくことがある”という距離感で書かれているのが救いでした。 もちろん、医療の判断は専門家と相談しながら進めるべきですが、日々の過ごし方を見直すきっかけとしてはとても現実的です。特に「なんとなく体に悪いと分かっているのに変えられない」「医師の説明だけでは腑に落ちない部分がある」という人には、著者の試行錯誤がそのまま自分の視点の材料になるはずです。 自分の生活を少しでも整えたい人に静かに効いてくる本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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