
がんが自然に治る生き方
ケリー ターナー and 長田 美穂
President Inc / 2014-11-13
この本について
病気に限らず、体調のことで不安が出てくると、自分が何を信じていいのか分からなくなることがあります。検査結果、医師の説明、ネットの情報、周りの声。どれも大事そうに見えるのに、自分の感情や日々の暮らしは置き去りになりがちで、そのギャップにモヤモヤしてしまうんですよね。 この本は「こうすれば治る」と断言するタイプではなく、実際の患者さんがどうやって自分の生活を立て直したかを淡々と描いています。例えば、医療記録を自分で読み解けるようになるまで勉強した人の話は、状況に振りまわされずに納得のいく治療を選ぶための“主体性”に気づかせてくれます。また、恐怖やストレスが続くと体がこわばる感覚は、がんに限らず誰でも思い当たるものだと思います。感情の扱い方を変えたことで、日常の小さな選択に余裕が生まれたケースが多く紹介されていて、生活の手綱を少しだけ自分に戻すようなイメージです。さらに、食事や睡眠などのごく基本的な習慣がゆっくり変わっていく過程が丁寧に語られていて、「大きく変える前に、まず一つだけ試す」という姿勢に救われる人も多いはずです。 医療や代替療法の是非を語る本というより、「受け身のままではしんどい」と感じたとき、自分でできる範囲を取り戻すきっかけになる本でした。自分の体や感情との距離感を見直したい人に届けば十分だと思っています。
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ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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