
一流の人は、本のどこに線を引いているのか
土井 英司
サンマーク出版 / 2016-10-15
この本について
仕事でも読書でも、「読んだのに役に立ってる実感がないな…」というモヤモヤが続く時期があります。自分もけっこう長く悩んでいました。とくに、何に線を引けばいいのか分からないままページだけ進んでいく感じ。読み終わったあとに何も残っていないような虚しさもありました。 この本がよかったのは、「線を引く=原因を見つける練習」だと言い切ってくれたところです。結果ではなく、どうやってそこに至ったのか、著者がどんなフィルターでものを見ているのか。そこに気づくようになると、本の読み方そのものが変わっていきます。たった一行でも、自分の仕事に持ち帰れる言葉にちゃんと出会える。逆に、読んでいる最中はモヤっとした一行が、数年後に効いてくる可能性がある、という視点も救いでした。 もうひとつ印象的だったのは、著者の経歴や専門性を意識する読み方です。誰から何を学ぶのかを選べるようになると、本を読む前に「この人のどんな原因思考を盗めるか」を考える癖がつく。これだけで読後の手応えがかなり変わりました。 自分と同じように、「本を読んでいるのに自分に落ちてこない」と感じている人には、とても相性がいい一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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