
毎朝10回の「深い呼吸」で体が変わる
藤麻美子、川嶋朗
文響社 / 2016-10-12
この本について
最近、仕事の途中でふと「息が浅いな」と気づくことが増えました。忙しさが続くと、呼吸って驚くほど勝手に乱れていくんですよね。心がざわついたまま一日が進んでいく感じがあって、どうにかしたいけど大げさな習慣を増やすのもしんどい。そんなときに出会ったのが、この「毎朝10回の深い呼吸」の本でした。 面白いのは、呼吸を“整える”というより、“戻す”感覚に近いところです。1日2〜3万回している呼吸のうち、ほんの10回だけ丁寧に行う。そのときに丹田に手を置いて、5秒吸って10秒吐く。この「吐く」に意識を置くと、下腹がキュッと動いて心のざわつきが少し引いていくのがわかるんです。姿勢を壁で整えたり、朝日をイメージしながら呼吸したりと、行動の一つひとつが“今ここ”に戻すための具体的な足場になっていて、気持ちだけでなんとかしようとしないところが気に入っています。 特に、心と呼吸がセットで乱れるという説明には妙に納得しました。呼吸が変わると脳の状態がちょっと整って、前向きになる余白が生まれる。大げさな話ではなく、3分だけ姿勢と呼吸に集中することで「今日いけるかもしれない」と思える朝が増える、そんな本です。 こんな人に刺さると思います。慌ただしい毎日の中で、自分のペースを取り戻す“ごく小さな習慣”を探している人。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの57%が集中しています。
読書の順序
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