
老いる家 崩れる街 住宅過剰社会の末路 (講談社現代新書)
野澤千絵
講談社 / 2015-11-15
この本について
家を買うかどうか、どこに住むべきか。ぼんやり考え続けているのに、答えは出ないまま時間だけ過ぎていく。そんなモヤモヤって、実は「自分の人生」だけじゃなく「まち全体の変化」と切り離せないんだな…と、この本を読むと気づかされます。 刺さっている人が多い抜粋を見ていると、みんなが気になっているのは「空き家が増え続ける現実」と「それでも新築が建ち続ける仕組み」のギャップなんですよね。ここを著者は数字と制度の構造で淡々と説明してくれるので、感情論ではなく、焦りすぎずに現実を直視できます。たとえば、団塊世代の大量離脱で空き家が一気に増える未来がほぼ既定路線であることや、日本の都市計画が緩すぎるために、災害リスクが高い土地でも住宅が止まらず建ってしまう構造は、自分の住まい選びにも直結します。 読んでいて感じるのは、「どうせ人口減るんだから仕方ない」で終わらせない姿勢です。行政の意思決定のクセ、開発が止まらない理由、そして中古やリノベへの視点が足りない現状など、個人ができることとの距離感もつかみやすい。家を買う・借りるの判断軸だけじゃなく、自分の住むまちに無関心でいるリスクも見えてきます。 自分の将来の住まいをどう考えたらいいのか、一度ちゃんと整理したい人に静かに効く本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの35%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要





